資金繰りは節税で改善する?
2020.07.30
京都市西京区の会計・税理士事務所 渡利会計事務所です
「税金をできるだけ少なくしたい」
多くの経営者の方々が仰る言葉の一つです。
お気持ちはよく分ります。
もちろん、税制優遇制度を活用した税額控除や特別償却の節税提案はさせて頂いております。
それでもまだ税金を減らしたい。
「税金をもっと少なくすれば、会社にお金が残るはずだ。」
「税金を払うくらいなら、経費支出をした方が良い。」
この考え方は正しいのでしょうか?? 下図をご覧ください。
そもそも、税金は利益の一部で支払うものです。
税金を減らすために利益を減らすと「会社に残るお金」が100減ってしまいます。
会社の資金繰りは悪化しているのです。
そもそも、社長の願いは会社に残す資金を増やすことではなかったでしょうか。
であれれば、安易に「税金少なくしてほしい」と税理士に言ってはいけません。
資金繰りを良くするには
①利益を増やすこと
②借入れの返済額が、利益とバランスするよう金融機関と交渉すること
この2つが非常に重要になります。(下図)
我々は、2つの解決策を実現するため、お客様と一緒に利益計画・販売計画を作ります。
目標利益や資金繰りを考えながら、銀行交渉のアドバイスもさせて頂きます。
月次決算書で結果をチェックし、計画との差を埋めるための改善策を一緒に考え、実施して頂きます。
このPDCAサイクルをお客様だけで回し続けるのは至難の業です。
私自身も外部サポートを受けながら自社のPDCAを回しております(^^;)
どうしても本業を優先してしまい、実施とチェックが甘くなってしまいます。
我々は、お客様が計画を着実に実施し、改善の行動ができるようサポートをさせて頂きます。
チャットやWEB面談などのツールを活用すれば、面談日以外でもコミュニケーションを取りながら
サポートすることは十分可能です。
目標を決めたい。
計画の作り方が分からない。
計画を作ったけど実施できない。
そんなお悩みやお困りごとがあれば、ご相談ください。