記帳代行では・・・?
2015.09.11
京都市西京区の税理士 渡利裕亮です。
前回のブログで
https://watari-tax.com/archives/193
『ご自身で記帳した結果を経営や将来の事業展開に活用して頂きたい』と書きましたが、
『記帳代行』(会計事務所が記帳を代行すること)では記帳した結果を経営に活用できないのでしょうか…
経理担当者がおらず、本業多忙で記帳する時間がない、又は、事業の状況や人材の確保ができないため
『記帳代行』を委託されている経営者の方も多いかと思います。
記帳代行のメリットは何と言っても手間暇が削減でき事業に専念できること。デメリットは、一般的に
資料の受け渡しや不明取引の解消などに時間を取られるためタイムリーに自社の数字を把握できないこ
とになります。業種や従業員数にもよりますが、
①パソコンでのデータ作成ができる
②インターネット環境が整っている
③経営者の『早く経営状況を知りたい!』というお気持ちととご協力がある
のであれば、翌月の早い段階で前月の経営データを作成することは十分可能です。
簡単なIT技術を使えば『記帳代行』でもリアルタイムに近い経営状況の把握は可能になるのです!
『記帳の結果は銀行融資や税務申告のために使うもの』というのは勿体ないと思います。
経営者の方には自計化、記帳代行に関わらず、毎月の自社の数字に興味を持って頂きたいと思います。
当事務所は数字に強くなって頂けるよう、数字の見方、活用の仕方を丁寧にお伝えしていきたいと思い
ます。