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税務お役立ち情報

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なぜ未来会計図表が必要なのか?(事例紹介)

2017.08.10

京都市西京区の会計・税理士事務所 税理士の渡利裕亮です。

 

 

前回(2017/7/24)の記事「なぜ未来会計図表が必要なのか?」

 

https://watari-tax.com/archives/960

 

でお伝えした実例報告です!

 

 

今後の事業展開について半年ほど悶々とされていた美容業のお客様に、

 

お店やお客様自身の未来像をお聞きし、未来会計図表に現在の数字を

 

落としこんで、目標達成のための事業展開を一緒に考えました。

 

 

その時に使った未来会計図表の比較図です↓

見えにくいですが右側がシミュレーションになります(^_^;)

※未来会計図表は税理士法人古田土会計の古田土満先生が考案されたものです

 

 

独立して数年経ち、昨年まで売上も順調に伸びていますが、

 

お客様自身の日々の仕事量はMAXに近い感じです。そして

 

「ソコソコ儲かっている今の状況が10年続くとは限らない」

 

「年齢的にも今から次の手を打たないといけない」

 

ということは、よくご理解頂いています。

 

今回改めて、お店やご自身の生活をどうしたいのかを少し考えて頂きました。そうすると

 

「やっぱり独立したからには、もっと儲けたい!お店も大きくしたい!」

 

とのこと ^_^

 

改めて未来像を確認できましたので、未来会計図表を使って「次の一手」を一緒に考えました。

 

まず目標とする給料と借入額から必要な利益を確認。逆算で目標売上高を計算しました。

 

次に目標売上高を1日あたりの「客単価」と「客数」に分解しました。

 

お客さまもお気づきでしたが、やはり現状の人員・席数では目標達成はとても難しい状況です。

 

漠然とした認識を数字で表すと納得感が大きいようです。

 

あらためて目標達成には「次の一手」⇒「店舗面積の拡大と新規採用」が必要!

 

と思って頂けました。

 

この日の打合せはここまで。後はお客様の決断待ちです。

 

 

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そして、この打ち合わせの1週間後、お客様から

 

『お店の拡張・改装を行うので融資の相談に乗ってほしい』

 

というメールが届きました!

 

改装後には正社員採用のため、専門学校にリクルート活動を行うとのこと

 

お客様が「職人」から「経営者」へ変わり始めました!

 

今まで何度か決断を先送りされていましたが、未来会計図表の比較図で

 

「やっぱり今のままではキビシイ、体力的にもジリ貧になる・・・」

 

と思って頂けたようです。

 

現在、内装業者さんの選定を終え、メインバンクに融資申請中です。

 

当事務所も融資資料の作成をお手伝いしました ^_^

 

未来会計図表をお勧めする理由。

 

それは経営者の方に明るい未来の目標を持って頂きたいからです。

 

「人間というものは、目標があると、それに向かって努力する、という不思議な動物である。」 一倉定の社長学 より抜粋

 

 

そして、未来会計図表をキッカケにして数字に強い経営者になって頂きたいと強く思います 🙂

 

 

 

 

未来会計図表のプチ勉強会♪

2017.08.03

京都市西京区の会計・税理士事務所 公認会計士の渡利祥子です。

 

 

今日はお客様に未来会計図表をより理解していただくため、未来会計図表のプチ勉強会を行いました。

未来会計図表はこちらになります。

儲けの本質は「粗利益(ピンク色)」と「固定費(緑色)」の背比べです。粗利益をどうやって大きくするのかを考えることが大切です。

 

当事務所で提供する月次決算書にある未来会計図表(サンプル)はこちらです。

 

 

左側が未来会計図表(当月分と累計)で、右側には「売上を上げる方程式」や「商品価値の上げ方」「経営指標の目安」など情報・解説を記載しています。

 

 

今回は「未来会計図表に慣れて頂く!」ということを主眼におき、下図のように未来会計図表だけを抜き出し、お客様と一緒に手書きで目標と実績を作成しました。

理解して頂くためには手書きが一番です!

 

 

2つの事業を行っているので、事業ごとに数字を2段書きにしました。少しわかりづらくなりましたが、それでも

「数字がイメージしやすいわ♪」

と言っていたきました。

これを毎月繰り返すと、少しずつ自社の事業構造を理解していただけます(^^)

 

値上げや値引き、販売数量の増減が利益に与える影響も簡単にイメージできるようになりすよ♪

 

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