経営計画書の作成 その2(戦略・未来像)
2020.09.30
京都市西京区の会計・税理士事務所 渡利会計事務所です
暑さも大分和らぎ、涼しくなってまいりました。
前回のブログ
https://watari-tax.com/archives/2215
に引き続き、経営計画の作成について触れたいと思います。
5年間の中期事業計画で目標数字(手にしたい数字)を決めた後は
どうやってその数字に向かっていくか、どう自社を展開していく
のかを決めて、翌年の行動計画へと進んでいきます。
同じ業界であってもゴール(理想の数字や未来)、例えば
☑事業を拡大するため、採用・育成に力を入れたい
☑高収益型の事務所に変わるためお客様への付加価値を上げたい
☑特定業界向けに新商品を開発して、業種特化したい
によって、今後の展開は異なりますが、下図黄色の「未来像」
「戦略(差別化)」を決めて明記するという方向性は同じです。
我々は引き続き「経営計画書」と「月次決算書」に特化したサー
ビスを提供していきたいので、これら2つの商品と親和性の高い、
いわゆる「理想のお客様像」(ゴール)を決め、どうすればその
お客様層に出会い、価値を感じてもらえるかを考えています。
また、価値観を共有できる社員と共に成長し事務所を発展させた
いという思いも強く、来年後半には社員を採用する計画を立てま
同じく「理想の社員像」(ゴール)を決めたところです。
今後の自社の展開も少しずつ形になってきました (^^
通常業務もあり、経営計画書作成に参加されたメンバー全員がも
のすごく忙しい状況ですが、毎日少しずつコツコツと加筆・修正
をしています。
最後に一倉先生のお言葉をご紹介します。
『経営計画の作成時間を節約するというほど、誤った時間の使用法はない』
コロナ禍の中、未来に不安を感じている社長は多いと思います。
だからこそ社長が、自社が目指すべき未来像を決めて社員に共有し、
全社員で未来像を実現するための行動を決めていくことが必要だ
と思っています。